院長あいさつ


つかもと内科院長の塚本雅俊と申します。
平成5年に鹿児島大学卒業後、総合的な内科医局(肝臓・腎臓・消化器・循環器・血液・呼吸器・糖尿病を扱っていました)であった鹿児島大学第二内科で内科学全般を研修しました。
腎臓・透析を専門にしてからも、週3回通院する体調を崩しやすい透析患者さんのかかりつけ医として、かぜやけがなどのちょっとした病気から、重症の糖尿病や高血圧・心不全まで様々な病気の診療に携わり内科全般の研鑽を重ねてきました。さらに、脳卒中から糖尿病による足の壊疽まで、何でも一通り対応できる経験をしております。
また、透析患者さんの高齢化に伴い認知症の合併が増えていますが、その対応を学ぶ中でコウノメソッドという患者さんとご家族双方にとって大変有効な治療法を学ぶことができました。
昨今の糖尿病による透析患者さんの急速な増大を目の当たりにし、透析になる前の糖尿病と糖尿病性腎症の治療をしっかりと行うことが大変重要と考え、透析室を飛び出して内科クリニックを開院いたしました。


おかげさまで開院8周年を迎えることが出来ました。この1年もコロナ禍で大変な1年でしたが、いよいよ社会は正常化に向けて進んでいます。しかし、アメリカやヨーロッパ諸国ががすでに人口の8割以上が感染済なのに対して日本は3割にとどまっており、その分死亡者数も少なくなっています。安易に感染対策を放棄すれば一気に諸外国の感染者数や死亡者数(特に高齢者)に追いつく可能性があり、マスクやワクチン接種は継続すべきと考えています。
対応するクリニックが増えたためか認知症のご相談は減っていますが、起立性調節障害などで登校できなくなったお子さんの相談が更に増えています。これはそのまま不登校に繋がる病気ですのでご家族が焦られているケースが多いです。小児心療学会のガイドラインはざっくり要約すれば原因も治療もはっきりせず、1~3年で治ることが多いので家族は焦らず良くなるのを待ちましょうと身もふたもないことが書いてあります。当院ではその本態は体内時計の調節障害にあると考えアプローチしています。このアプローチでも改善は月単位な上にご家族のご理解とご協力がないと治療困難で、これからの1年は起立性調節障害についてご家族にわかりやすい資料の作成を行いたいと考えています。

これからも、「なんでも相談できる地域のクリニック」となれるように努力いたします。しっかりお話をうかがって、分かりやすくやさしくご説明いたしますのでよろしくお願いいたします。

 院長略歴

福岡県大牟田市出身、昭和44年2月生まれ
昭和62年3月
福岡県立三池高等学校 卒業
昭和62年4月
鹿児島大学医学部 入学
平成 5年3月
鹿児島大学医学部 卒業
平成 5年5月~平成15年7月
鹿児島大学医学部第二内科
平成15年8月~平成20年3月
杉循環器科内科病院(福岡県大牟田市)
平成20年4月~平成22年3月
九州臨床薬理クリニック(福岡市)
平成22年4月~平成26年9月
荒尾中央病院(熊本県荒尾市)
平成26年12月
つかもと内科 開院
趣味:動物保護活動(犬・猫)。主に犬猫たちのことを書いたブログもやっています。

専門医資格など

日本内科学会認定  総合内科専門医
日本腎臓学会認定  腎臓専門医
日本透析医学会認定 透析専門医
福岡市医師会認定  認知症相談医
福岡県難病指定医

専門医検索サイトMEDICALISTに紹介記事が掲載されました


腎臓内科医の立場から、なぜ糖尿病診療に注力するのかお話をしました。
ぜひご覧ください。

テレビ取材を受けました!

平成28年7月4日にテレビ西日本「ももち浜ストア」の熱中症のニュースの取材を受け、その日の夕方に放送されました。

ヘルスケア経営研究所の取材を受けました

ヘルスケア経営研究所の情報誌「それいゆ」の取材を受けました。

今年も熱中症について取材を受けました。

平成30年7月20日夕方ののももち浜ストアで放送していただきました。

ニュースレターにも載せた水分のとり方などについてお話しました。