福岡市早良区飯倉の内科クリニックです。内科全般の診療のほか、腎臓病治療、傷・やけどの湿潤治療、認知症へのコウノメソッド、糖尿病への糖質制限を特色にしています。

糖尿病・糖質制限

糖尿病・糖質制限

当院では「長く健康でいられる」糖尿病治療を目指しており、糖質制限による治療をおすすめしています。

腎臓専門医ですので糖尿病性腎症は初期から透析直前の腎不全期まで、専門的に治療を行っています。糖尿病で尿蛋白が+以上出ている方はぜひご相談ください。腎臓は悪くなると元に戻らない臓器ですので、治療は早ければ早いほどよいのです。

当院は日本糖質制限医療推進協会提携医療機関に登録されています。

糖尿病と糖質制限についてわかりやすいパンフレットを作りました!ぜひ御覧ください。
糖尿病の初診の方にはこのパンフレットを使って15分から30分の説明をしますので、お時間に余裕を持って受診してください。

2020年版に大幅改訂しました!

糖尿病治療薬の長所と短所の解説をしています。

一度読まれた方もぜひ御覧ください!

 

糖尿病と糖質制限2020(PDF1.3Mbyte,36ページ)

糖尿病は万病の元

糖尿病は血糖値が高くなる病気です。初期には症状はありません。重症になると「のどの異常な乾き」、「尿が多くなる」、「体がだるい」、「体重が減っていく」などの症状が出てきます。
糖尿病が真に恐ろしいのは、中等症以下では症状がまったくないまま全身の血管に障害を起こしていき、失明、腎不全、足の壊疽、脳梗塞、心筋梗塞などいろいろな合併症が起きてしまうところです。糖尿病になって治療を受けずにいると重症な場合は1年以内にまず神経障害が起きてきて、足の指先の感覚が鈍くなったり腱反射が低下したりします。その後も放置していると網膜症や腎症といった合併症が5年目くらいから起きてきます。
さらに肺炎などの感染も起こしやすく重症化しやすくなります。かつては「風邪は万病の元」と言っていましたが、現代では「糖尿病は万病の元」といえます。

糖尿病は進行する病気です

日本人の糖尿病の大半は血糖を下げるホルモン(インスリン)の分泌能力が低下して発症し、年々更に分泌能力が低下して悪化していくことがわかってい ます。インスリンを分泌する膵臓のβ細胞は酷使されると死んでいってしまうので、いかに余計なインスリン分泌をさせずに大事に使うかが長期的に重要になり ます。
また、単に血糖を下げてヘモグロビンA1cが低くなれば良いという時代は終わろうとしています。同じヘモグロビンA1cの数字でも、血糖値の上下幅が大きい(空腹時の低血糖、食後の高血糖)ほど合併症が起こりやすいことが分かってきました。
糖尿病の薬にも血糖の変動を減らす薬とそうでない薬があり、変動を減らす薬望ましいと考えられます。膵臓に負担をかける薬も長期的には良くないと考えられ、避けられるようになってきました。
当院でも膵臓に負担をかけず、低血糖を起こしづらい薬を優先的に使用するようにしています。食事療法も血糖変動が少なく膵臓をいたわる「糖質制限」をおすすめしています。

糖質制限

血糖値を上げる糖質(炭水化物)を制限することによって血糖値の上昇や余計なインスリンの分泌を防ぐ、糖尿病の予防と治療に非常に効果がある食事療法です。 従来の食事療法に比べて何を何gなどと計る必要もなく、食べないようにする食材(多くありません)を覚えるだけですので簡単に実践できます。
院長は8年前から治療に糖質制限を取り入れ、血糖の改善、体重の減少、中性脂肪・HDL-コレステロールの改善、脂肪肝の改善を確認しています。
医師の管理のもと、正しい知識を持って行えばトラブルはほとんどありません。また、安全性の高い薬と糖質制限の組み合わせで更に効果が上がります。
ただし、糖尿病が進行してインスリン分泌能力が極度に低下している場合は糖質制限のみでは限界があり、インスリン注射との組み合わせが必要になることがあります。この場合も少量のインスリンの1回注射で済む場合が多いです。

患者さんの一例

35歳男性、健診で血糖値185,ヘモグロビンA1c7.2を指摘されて半年後に当院初診。
初診時血糖値265、ヘモグロビンA1c9.3とかなり悪化していました。
糖質制限と運動のみで、4ヶ月後血糖値94,ヘモグロビンA1c6.1に改善され、体重も9kg減少されました!この間糖質はしっかり制限される一方、好きな焼酎や焼き鳥などは制限せずに過ごされていました。

この患者さんの他にも、初診時血糖300以上、ヘモグロビンA1c13以上の患者さんでも複数の方が糖質制限で速やかに改善され、少量の薬や薬無しで良い状態を維持できています。インスリンは全員が減量出来、やめられた方もいます。

当院の患者さんの治療経過

6ヶ月以上続けて通院していただいた患者さんのヘモグロビンA1cの変化です。

軽症例

初診時軽症の方や他院で治療中の方が転院して来たパターンのヘモグロビンA1cが7未満だった方72名の推移です。

ヘモグロビンA1cが7未満の場合はそれ以上無理に下げる必要性は低いです。テストで80点のところを100点目指すようなことになり大変な努力が必要になります。食後高血糖や低血糖が起きないように、できるだけ体に良い薬への変更などは行っています。

中等症

ヘモグロビンA1cが7~8.4の中等度の方82名の経過です。

個別に見ると難しい患者さんもいらっしゃいますが、平均的には目標の7未満を達成できています。

重症例

初診時ヘモグロビンA1c8.5以上の重症例80名の経過です。

重症例も半年後には目標のヘモグロビンA1c7未満を達成できています。

基本的に糖質制限と内服の調整で良好に改善しています。初診の時点で他の病院でインスリンを使用している患者さんもかなり量を減らせています。しっかり糖質制限して内服薬を工夫すれば1日1回の注射に変更ができます。

当院では早急にインスリンを開始しないと生命が危険な場合のみ基幹病院に依頼してインスリンを開始して頂いています。また、経過中インスリン分泌が極端に低下されている方には1日1回のインスリン注射を当院で開始することもあります。

糖尿病で尿に蛋白が出ている方(糖尿病性腎症)

現在、透析になる原因の一位は糖尿病性腎症です。二位の慢性糸球体腎炎の2倍以上の数で、2017年は16492人の方が新たに糖尿病が原因で透析になっています。
糖尿病の方は定期的な検尿が絶対に必要です。普通の検尿で尿蛋白が+以上になっていたらかなり進行した状態です。早期に発見するためには普通の検尿では意味がなく、半年から1年に1回は尿中アルブミンという検査をするべきです。尿アルブミンを調べない、尿蛋白が出ていても正確な検査をしない、腎症についての説明をしない医師は糖尿病を診るべきではありません。

腎症の第1期から第2期であればしっかり治療をすれば心配はあまりありません。第3期(顕性腎症)以上になると進行を止めるためにはいろいろ手をつくさないといけません。みるみる悪くなります。尿蛋白が+以上出ている場合はすでにジェットコースターの下り坂なのです。一刻も早くブレーキを掛ける治療が必要です。

さらに問題なのは、腎症が進んでいくほど心臓の病気などで死亡する確率が跳ね上がっていくことです。

進行するほど、心臓病などに対しても十分な予防的治療が必要になります。

糖尿病は血糖を見ているだけでは十分とは言えず、合併症に対してきちんと評価して対応していかないといけない病気です。定期的に尿のアルブミン検査を行い、眼科受診をされることをおすすめします。

低糖質のパンやスイーツのお店

実際に血糖が上がらないことを確認しながら作っているお店の紹介です。

ベークショップイワハシ 高砂店
福岡市中央区高砂の低糖質のパンやスイーツのお店です。

ミーク ラボリエ
福岡県筑紫野市の低糖質スイーツのお店です。

しまねこや
東京の低糖質スイーツのお店です。通信販売もされています。

診療時間

9:00~12:30 14:00~18:00
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初診の方の受付は終了1時間前までとさせていただきます。日曜・祝日は休診です

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