2015年6月発行ニュースレター第1号「熱中症にご注意!」
梅雨が空けて気温が急に上昇すると熱中症になりやすくなります。真夏でなくても要注意です。
熱中症で亡くなった方の三人に一人は家の中で熱中症になっています。
めまい、気分が悪い、立ちくらみ、手足のしびれ等が初期症状です。頭痛、吐き気、だるい、力が入らない等あれば病院へ!
予防法
暑さを避ける
薄着をしましょう。通気性がよく汗がすぐに乾く素材がお勧めです。
クーラーを使いましょう。特に温度・湿度が高い日に我慢は危険です。
外出するときは帽子や日傘を使いましょう。
水分をしっかりとる
喉が渇いたと思う前に水分を取りましょう。汗をかいたなら塩分補給も必要です。
市販のスポーツドリンク等は糖分が多いので、半分にうすめて1リットルあたり塩を小さじ半分(1~2g)入れると理想的になります。糖尿病の方は避けましょう。
麦茶1リットルに小さじ半分の塩(1~2g)を溶かしたものが一番お勧めです。
カフェインが入っているコーヒーや緑茶・烏龍茶は利尿作用がありおすすめしません。
つかもと内科 院長
平成5年鹿児島大学卒業
総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医