症例1:幼児の前腕のやけど
1歳5ヶ月の男児でカップ麺のお湯で右前腕をやけど。他院で処置を受けていましたが5日目に当院を受診されました。
初診時の写真は取れませんでしたが、やけど全体が真っ赤で水ぶくれが破れた状態でした。
プラスモイストで治療。手は自由に使ってもらいました。
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やけどして9日目。 深い部分を除いて大部分皮膚が再生しています。 |
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15日目。 治ったあとに皮膚に湿疹が出来てしまいました。どのくらいの湿潤状態を保つのがいいか難しい時期です。 |
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18日目。 ほぼきれいに治りました! |
他院での処置が痛かったのか、最初の2日ほどは処置を怖がっていましたが、痛くないことがわかってもらえたのか、その後は来院すると自分から処置室に来て処置台に座ってくれるようになりました。1歳5ヶ月でも違いのわかる賢いお子さんでした。
つかもと内科 院長
平成5年鹿児島大学卒業
総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医