2015年10月発行ニュースレター第3号「インフルエンザと風邪の予防」
インフルエンザと風邪は違う病気です。
風邪は色々なウイルスが原因で起きますが、高い熱は稀で、鼻水や喉の痛み、咳・痰が主症状です。あまり重症化しません。
インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因で、38℃以上の高い熱と関節痛・頭痛が突然現れます。肺炎など重症化することがあります。風邪の症状も伴うので、検査や症状の重さで風邪と見分けます。
予防法
インフルエンザワクチン
ウイルスに感染しても発病しにくくする効果と重症化しにくくする効果があります。
接種して2週間後くらいから4ヶ月目くらいまで効果があります。
12月初めまでには受けるようにしましょう。
手洗い
基本となる予防法です。外出後は必ず手洗いをしましょう。
加湿
加湿器を使って湿度を50~60%に保ちましょう。
人混みに出ない
人混みの空気にはウイルスがただよっています。
つかもと内科 院長
平成5年鹿児島大学卒業
総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医